絵画は様々な色で構成されてますよね。音楽も同じで色々な音色で構成されてます。 (ピアノ曲などは一色相ですが)絵画、音楽ともにハーモニーが大切なわけです。
このWebセーフカラーを見ての通り、トーンはある色の純色(今回は緑)に白と黒をどれだけ加えたかによって分けられます。 これを楽器に当てはめると、同じカテゴリの楽器でどれだけ音に濁りがあるか?音域はどの辺りか?という2項目で考えることが出来ます。
色は明色になるほど軽く、暗色ほど重く感じられますが、これは音色でもいえます。 例えば弦楽器のカテゴリなら、ヴァイオリン(高音)、ヴィオラ(中~高音)、チェロ(中~低音)、コントラバス(低音)などがありますが、 ヴァイオリンとヴィオラが抜けるとちょっと重々しい安定した音色になります。
音の高音は軽く、低音は重く感じる傾向があるようです。
楽器の特性(純色か濁色)・音域(明色か暗色)を把握した上で作曲する時に楽器を選べばより良いサウンドが得られます。 作りたい曲によって楽器(音色)を選択していくのは、絵画で表現したい色のトーンを選択するのと似ていると言えます。 ダークな絵画なら黒っぽい色、音楽なら短調で中~低音を利用しますよね。