前項で色彩と音色の関係ついて述べたが、ここではメロディーの音符数と色彩の関係を考えてみます。
私が感じるのは、音符数が増えると色彩の特徴が顕著に現れると感じます。
例えば軽い音色(ピアノの高音) などで音符数を増やす(16分音符などで弾く)と水面化を歩くごとく軽やかになる。
しかし低音の音色などで音符数を増やすと 水面化を歩くなどではなく、混沌とした悪魔的なサウンドになりますね。
普段音符の量なんてあまり深く考えませんが、音符の量を変える事でイメージも大きく変わりますので非常に重要です。
上記の他に音符数の多・少だけでも曲に与える影響はあります。 曲全体の横に流れる音が細かく刻まれているほどその音楽は加速されて感じることができます。 忙しく動き回る音は元気で活発ですが落ち着きがなくなるものです。
環境音楽などのリラクゼーション音楽は心の平穏を求める音楽であるために、長い音符で構成された落ち着いた音楽が多いのではないでしょうか? 速度が変わるだけで音楽の印象はガラリと変わるものです。