主要和音の機能を把握しておけば、コード進行を分析することもできるはず。
トニックへの結びつきが調性を確立し、最も安定した響きを得ることができる。
同じ調性内での全てのコードの到達されるコードであり、解決されたトニックはあらゆるコードへ進行できる。
ほとんどの曲の終わりはトニックコードで終わります。
トニックに結びつくのが主な役割なコード。
ドミナントコードの不安定な響きが安定なトニックコードに落ち着く。(Ⅴ7ーⅠ)
またⅠをルートとするドミナント7th、マイナー7thに解決する。
サブドミナントコードはドミナント7thコードを準備し、ドミナント終止を一層強くする役割がある。(ⅣーⅤ7)
また、トニックコードに直接結びついて、終止することもある。(Ⅳ-Ⅰ)
これをサブドミナント終止という。
SDの長3度がSDMの短3度と結びつく。(ⅣーⅣm)
SDMはトニックに結びついてサブドミナント・マイナー終止をする。(ⅣmーⅠ)
またドミナント7thを準備して結びつく。(ⅣmーⅤ7)