HOME >  音楽理論  >  即興演奏  > アヴォイド・ノート(省略音)について

アヴォイド・ノート(省略音)について

アヴォイド・ノートは本来のコード機能を損なわせる可能性があるので注意が必要です。

アヴォイド・ノートはコード機能を疎外するので、使用することが好ましくない省略音のことをいいます。
しかし、スケール的なメロディーラインや装飾的な隣接音としては使用可能となります。

短い音符としての利用は影響は少ないですが、長い音符にアヴォイド・ノートを使用すると和声機能が損なわれます。

Ⅰ    アイオニアンスケール (Avoid 4)

アイオニアン

Ⅳ    リディアンスケール (No avoid)

リディアン

Ⅱm7    ドリアンスケール (Avoid 6)

ドリアン

Ⅲm7    フリジアンスケール (Avoid ♭2)

フリジアン

Ⅵm7    エオリアンスケール (Avoid ♭6)

エオリアン

?m7-5    ロクリアンスケール (Avoid ♭2)   ※?=何らかの音

ロクリアン

Ⅰm    トニック・マイナースケール (No avoid)

トニック・マイナー

Ⅴ7    ミクソ・リディアンスケール (Avoid 4)

ミクソ・リディアン

Ⅴ7 sus4    ミクソ・リディアンスケール (Avoid 3)

ミクソ・リディアン
即興演奏

即興演奏

Improvisation
即興演奏:自由気ままに音楽を奏でよう♪
  1. コードとスケールの関係
    密接に関わるコードとスケール。
  2. 教会旋法について
    モードの種類・構造を紹介。
  3. メジャーコードでのスケール
    メジャーコード使用時のスケールを紹介。
  4. マイナーコードでのスケール
    マイナーコード使用時のスケールを紹介。
  5. マイナー7thコードでのスケール
    マイナー7thコード時のスケールを紹介。
  6. ドミナント7thコードでのスケール
    ドミナント7th使用時のスケールを紹介。
  7. アヴォイド・ノート(省略音)について
    各スケールにおいて省略すべき音を紹介。
  8. スケールを決定する要因
    実際どのようにスケールを決定するか?
スケール文献

スケール文献

Scale Literature
スケールの文献:スケールの文献としてお使いください。
  1. 長音階の文献
    メジャーコードの基盤となっているスケール。
  2. 短音階の文献
    マイナーコードの基盤となっているスケール。
  3. 教会旋法の文献
    中世の教会音楽で使われていたスケール。
  4. ドミナントスケールの文献
    ドミナント・コードの基盤となるスケール。

音楽理論

RSS

RSS リーダー等で、ニュースの RSS を登録しておくと、いち早く更新記事をご覧になれます。

RSS受信