仙丈ヶ岳山頂付近からは、富士山を含め南アルプス北部にある山々が一望できる。
今まで登ったアルプスの中では、一番楽で景色もいいので初心者にお勧めできる山だと思った。（しかも日帰り可）

小仙丈ヶ岳から続く尾根は、贅沢な景色に囲まれた登山ルート。

仙丈ヶ岳のカールは美しく、柔らかい印象を受ける山。
山頂から100mほど下にある仙丈小屋は、風力・ソーラ発電があるハイテクな小屋。

今まで見た中では、南アルプスで甲斐駒ヶ岳を一番キレイに見れるのは、仙丈ヶ岳から。
5-6合目からは、ずっと背景に甲斐駒ヶ岳が見えて、壮大さに圧倒。

甲斐駒ヶ岳は、ルートにずっと山荘がないから、天候によっては危うい。

初心者でも登れる南アルプスの鳳凰三山。
最後に現れたオベリスク（地蔵岳）は、場所によっては落ちたら谷底コース…

最後は鎖が垂直に垂れており、経験値が足りない者が登るには怖すぎるところ。
日が暮れるまでに、ここから夜叉峠（登山口）まで帰るのは、精神的にダルイ。
 

花崗岩で白い風景が広がる薬師岳山頂付近。
鳳凰三山の登山口から森林限界を超える地点まで7時間、久しぶりに見る稜線の景色は爽快。

6時間も深林を歩き続け、現れる南御室小屋。
ここまで、ほとんど空を見ることなく、ひたすら森だらけ。
地元（奈良）の山ぐらい地味で、すれ違う人も数人…

プレハブ作りの小屋は、北アルプスの小屋とは違う感じで、やっぱり地味。
古くて、アットホームな感じがすごい小屋で、少し休めば、この小屋での居心地はよくなった。

「初心者は入山禁止」となっている鋸岳...
巨大なコル（稜線のくぼみ）を見れば納得！

200名山ということだけど、登頂までのルートが悪く、周辺に山小屋も無いためほとんど人が登ってないみたい...

甲斐駒ヶ岳、登頂時に鋸岳に行くパーティーが遥か先に見えたけど、少数派...

甲斐駒ヶ岳山頂から5時間40分（注意）と書かれていたけど、とても行く気にもならず、生涯行かないような気がする...

天空へ続く甲斐駒ヶ岳の直登ルート...
のんびりとトラバースしながら撮影。

しかし、初級の山と言われる割には急ですな、直登ルート。

米粒ほどになった人が登ってるけど、45度ぐらいあるか？これ...

甲斐駒ヶ岳、8合目辺りで座り込む彼女...直登ルートは避けてトラバースするも体力の限界か？というか調子が悪いらしい...

「日帰りでいける山」、「3000M級登山の初級山」というキーワードがチラつく甲斐駒ヶ岳だけど、結構きつい。

途中で非難できる場所が全くない＋ひたすら稜線を歩くので、天候が荒れたらヤバい登山になるような...

魔利支天の奥にそびえる独峰「甲斐駒ヶ岳」。

山肌が白くかなり神々しい感じ...燕山も白いけど面積比は比べもんにならん...にしても、このペアはかなりカッコいい。

日本テレビ『アナザースカイ』で栗城史多さんを知ったんだけど、単純にこの人すごいね～って思った。
7大陸最高峰のうち6大陸を単独で登山したみたいだけど、単独て危険なことするな...と。

精神的に折れたら登山は終わりみたいなこと言っていたけど、これは重～い。

私は北・南アルプスの夏山しか登らないので、精神的に折れる折れないという思いをしたことはない。
3000Mの夏山は初級クラスなら体力・根気の問題があるけど、惰性でなんとか登れてしまうんで...

近々エベレストに再挑戦するみたいで、ネット生中継もするみたい。とにかく応援したい人。

南アルプスの最高峰「北岳」から富士山を撮影。日本で一番高い富士山と二番の北岳で標高差が約600Mもあるからやっぱり富士山は高い！個人的にはあんまり魅力は感じない...個性的だが。

南アルプスは北アルプスに比べて暗い感じがするけど、今まで登った山では、北岳は一番好きな山で、そのうちまた登りたい。
しかし、雲海の風景はまさに異次元ですな。